個人情報保護法

研究・論文

従業員モニタリングの法的限界|内部不正対策

内部不正を防ぐ従業員モニタリングは、行き過ぎると法令違反とプライバシー侵害になります。査読前の研究論文をもとに、過剰監視の制裁事例・アラート過多という落とし穴・個人情報保護委員会が示す4つの留意点を情シス目線で整理します。
インシデント対応

ビールの縁側に不正アクセス、EC停止の判断と初動

クラフトビール通販「ビールの縁側」が不正アクセスでサイト一時閉鎖。漏えいの有無も原因も調査中という第一報から、情シスが読み取るべき初動・ログ保全・個人情報保護委員会への報告期限を整理します。
法令・ガイドライン

アイフル信用情報94万件を目的外利用|情シスの教訓

アイフルが信用情報94万6056件を返済能力調査以外の目的で利用し、グループ会社ライフカードへ提供。漏えいゼロでも重大な理由と、個人情報保護法と貸金業法の二階建て規制、情シスが取るべきデータ利用目的の点検策を整理します。
インシデント対応

晴れる屋2で2.8万件が閲覧可能 設定不備の7時間

ポケモンカード専門店「晴れる屋2」で、抽選販売の応募者情報2万8490件が約7時間、外部から閲覧可能な状態にありました。原因は「設定の不備」。情シスの台帳に載らない現場発の応募フォームがなぜ穴になるのか、報告義務と再発防止の要点を整理します。
インシデント対応

うんこミュージアム改ざん DB非保存でも漏えい

うんこミュージアム公式サイトが第三者製ソフトの脆弱性を突かれ改ざんされ、問い合わせ4件が漏えいのおそれ。「DBに保存していない」のに漏えいと判断された理由と、情シスが自社サイトで確認すべき点を解説します。
研究・論文

機械アンラーニングは本当に消せるか|研究解説

AIに学習させてしまった個人データは後から消せるのか。学習を「再生」してビット単位で一致する削除後モデルを作った査読前研究を読み解き、事前準備がなければ厳密削除は成立しないという実務上の含意を情シス視点で整理します。
研究・論文

プライバシーポリシーと実装の不整合、290論文が示す急所

プライバシーポリシーの記述と、アプリやサイトが実際に送信しているデータの食い違いをどう検知するか。NDSS 2027採録のSoK論文が290本の研究を整理しました。外部送信規律や令和8年改正個人情報保護法を踏まえ、情シス目線で読み解きます。
インシデント対応

CRM開発会社が侵害、漏えいなしでも報告義務

CRMパッケージ開発のソリッドアドバンスが社内システムのマルウェア感染疑いを公表し、法人向け業務システムの一部が停止しました。「漏えいは未確認だが滅失・毀損の可能性」という一報の読み方と、漏えいゼロでも生じうる報告義務の要点を情シス目線で整理します。
インシデント対応

EPARK予約基盤侵害、3300万レコード漏えいか

EPARKリラク&エステの予約・顧客管理基盤「PeakManager」が不正アクセスを受け、約3300万レコードが漏えいした可能性。2000店舗超が使う共有基盤の侵害という構造と、委託先で漏えいが起きたときの報告義務を情シス視点で整理します。
インシデント対応

生保協会3.7万件閲覧可能、外部指摘で発覚の教訓

生命保険協会は2026年7月29日、契約照会システムの利用者情報約3.7万件が外部から閲覧可能だったと公表。外部指摘での発覚、Web申請停止の判断、業界共通システム利用のリスクを情シス視点で整理します。
法令・ガイドライン

文字起こしAIの声紋収集は生体データか|法規制の行方

AI文字起こし・議事録サービスが会議参加者の「声紋」を収集し、生体データの無断取得だとして米国で集団訴訟が相次いでいます。アラバマ州の新プライバシー法、日本の個人情報保護法改正の動きを踏まえ、声紋の法的扱いと情シスの備えを整理します。
インシデント対応

非表示データの削除漏れで個人情報4363件を誤送信

川越商工会議所が会員情報4363件を含むリストを誤送信。非表示にしただけのデータを削除済みと誤認したことが原因でした。Excelの非表示データが招く漏えいの仕組みと、情シスが今すぐ打てる現実的な対策を解説します。
セキュリティ対策・運用

PC・スマホ紛失に備える、暗号化とMDMで漏えい防止

出張中のノートPC置き忘れで個人情報418件が流出した大学の事例をもとに、端末の紛失・盗難に備える対策を整理します。ディスク暗号化・MDM・遠隔ワイプの効果と限界、そして「暗号化していれば漏えい報告が不要になり得る」法的なポイントまで解説します。
法令・ガイドライン

個人情報の第三者提供と同意─小田原市1万件問題の落とし穴

小田原市が園児・児童生徒の個人情報を保護者の同意なくPTAへ提供し、2年で1万件超に。第三者提供は原則同意が必要という基本と「昔からの慣行」の危うさを、社員会・健保・労組などへ従業員データを渡す企業の情シス目線で整理します。
インシデント対応

メール誤送信、取消機能で二次流出 – 情シスの再発防止策

川崎市の施設でスポーツ教室当選者へのメールが誤送信され、当選者同士でメールアドレスが見える状態に。さらに「送信取消機能」を使ったことで再流出が発生しました。誤送信という古典的かつ最多の人為ミスに、情シスはどう備えるべきか。一次情報と公的指針をもとに整理します。