個人情報保護

研究・論文

スマホアプリDBの個人情報をAIが探索|研究解説

スマホアプリのSQLiteデータベースに散らばる個人情報を、生成AIが仮説駆動で探し当てる研究が公開されました。F1値94.5%・探索範囲79.9%削減。情シスの端末棚卸しと漏えい時の影響特定にどう効くか、限界とあわせて解説します。
研究・論文

OpenAI Privacy Filterの日本語精度と限界

OpenAIが無料公開したPII自動マスキングモデルのモデルカードがarXivに投稿されました。ローカル実行できる点は情シス向きですが、日本語の再現率は0.866で1割強を取りこぼします。使いどころと使ってはいけない用途を整理します。
研究・論文

AI-OCRが読めない欄を推測|身分証の関係漏えい研究

身分証を読むAIが、画像に写っていない欄まで学習時に覚えた項目の関係から推測して出力する「関係漏えい」を指摘した研究が公開。氏名と証明書番号がまとめて漏れる仕組みと、AI-OCR/eKYC利用時にベンダーへ確認すべき点を実務者向けに整理します。
インシデント対応

長野県台帳図面に5.4万人分の個人情報 40年放置の教訓

長野県が2026年8月6日、道路台帳・下水道管路台帳の図面に計5万4294人分の氏名などが記載されたまま窓口で閲覧可能だったと公表。40年間見過ごされた構造と、民間企業の情シスが自社で確認すべき点を整理します。
インシデント対応

佐川急便7万人漏えい 設定ミスが招くメール誤表示

佐川急便の会員サービス「スマートクラブ」で、配達予定通知メールに別会員の氏名・メールアドレス等が表示され約7万人に影響した可能性があります。原因はサイバー攻撃ではなく復旧作業時の設定ミス。情シスが学ぶべき変更管理とリリース検証の教訓を解説します。
インシデント対応

LINEヤフー、ゲーム利用者610万人の識別子を外部送信

LINEヤフーがゲーム3タイトルの利用者約610万人分の内部識別子を外部広告ツールへ約4年間送信していたと公表。原因は設定変更時の確認不足。外部送信規律の観点から情シスが自社サイト・アプリで確認すべき点を解説します。
研究・論文

機械アンラーニングとは?AIの削除権と実務課題

学習済みAIモデルから特定データの影響だけを消す「機械アンラーニング」。削除要求・著作権・個人情報への対応として注目される技術の到達点と限界を、ACL Findings 2026採録のサーベイ論文をもとに情シス目線で整理します。
インシデント対応

台車に置いた患者書類が紛失|紙媒体の漏えい対策

埼玉病院で患者19人分の書類が台車から所在不明に。サイバー対策に偏りがちな情シスが見落としやすい「紙・物理媒体」の情報漏えいを、医療情報の漏えい報告義務と公的指針への誘導を交えて実務目線で整理します。